私が個人輸入をした時は、誰にも聞く人がいなかったので、ネットで全部調べて挑戦しました。
ドキドキしながらも、楽しく海外から買い物ができるようになったのには、やはりネットで調べて色々な情報があったためなのですが、それでも実際に体験してみると、ドキッとしたことが何度かあります。
踏み出す勇気、やり始めてから次々に知ること、体験してみて工夫する点、気を付ける点など、全部ネットで調べればある程度のことがわかるので、トラブルやリスクを減らすためにも予備知識は大事!
それでも、何度か個人輸入をしてみると、ちょこちょこ壁にぶつかり、ドキッとした体験をご紹介します。
バックオーダーを知らないと商品発送のタイミングがずれる
バックオーダーって何?
自分でアメリカのアマゾンやショップなどで商品を注文し、アメリカに倉庫がある個人輸入代行業者に転送するサービスを利用していました。
複数のショップで買い物をしても、アメリカの倉庫に品物が届くようにしてまとめて日本へ発送してもらう仕組みです。
まずは自分でネットショッピングの支払いまで済ませ、発送先をアメリカの個人輸入代行業者の倉庫に発送してもらう手続きをします。
それから個人輸入代行業者のサイトで、転送サービスの依頼(どのショップから荷物が届くか、注文番号など)をするのですが、
「バックオーダーがある際はお知らせください」
とありました。

バックオーダーってなーにー?
と、急に不安が・・・。
簡単に言うと、
ということなんですね。
日本とアメリカでは在庫管理の表示が違う?
日本のように注文前に「在庫切れ」と書かれていればわかりますし、入力しようとしても注文ができません。
アメリカでは「Out of Stock」と書かれていれば最初から注文ができませんが、支払いの直前画面で「Back Order」と書かれていることがありました。
気づかずに、支払いをしてしまうと・・・
その商品だけ後から送られてくるということに。
その時に気づけば、支払いの前に戻って購入しなおすことができます。
もしくは、後からメールでバックオーダーの商品があるお知らせがくることもあります。
注文後に「商品入荷まで1週間かかります」とか、「お時間がかかるので、その商品だけ後で発送します」ということがありえるのです。
日本のアマゾンでもありますが、複数商品を注文した場合、バックオーダー以外の商品を先に発送してくれる場合と、全部揃ってからまとめて発送してくれる場合があるので、予定がくるってしまいます。
バックオーダーに当たってしまった時はどうする?
私がバックオーダーに当たってしまった時は、注文後に商品1個が1ヶ月の入荷待ちという連絡でした。(もちろん、英語ですよ~。)
キャンセルしようか迷ったのですが、カード払いだったし、英語もできないし、とりあえず個人輸入代行業者にはお知らせして、待つことにしました。
結果的には1ヶ月もかからずに商品がアメリカの倉庫に無事届き、一安心。
2回目の時は、商品が早く欲しかったので、思い切って英語でバックオーダーのキャンセルしたい旨をメールで伝えました。
ネットで調べまくり、簡単な英語でメールしたのですが、ちゃんと通じたようでカード決済の前にちゃんと金額が変更されていました。
もし待てないということであれば、思い切ってキャンセルした方がいいですね。
もちろん、名前入れの商品などキャンセルできないものもあるかもしれませんのでご注意ください。
もう1つの注意点として、個人輸入代行業者によって違いがありますが、倉庫での保管期間があります。
保管期間を延長する時には料金が発生することもありますので、万が一、バックオーダーに当たってしまった時は待つか、キャンセルするか検討してみて下さい。
怪しいサイトか出来る限り見分ける
怪しいと感じる勘も大事だけど
アメリカのディズニーストアでお買い物の経験をした私は、アメリカのアマゾンや他のショップなど、欲しい商品を探して、何回か個人輸入をしました。
そのサイトが安全かどうかを見極めるコツはこれです!と言いきれる自信は正直ありません
(役立たず??ごめんなさい。。。)
何しろ、英語がネックでして・・・
ショップのサイトを100%理解する力もなく、見慣れない海外のサイトで画像ばかりが頼りで、文章はよくわからない状態。
50%くらいは経験上のフィーリング?自分の勘?に頼りながら、個人輸入をするためのショップ探しをしてきました。

あれっ。何か怪しいかも!?
と思うこの勘がとっても大事なことですが、それが発動しないとなると危険ですので、少しでもトラブルを防ぐためにも、最低限の知識を知っておいた方がよいと思います。
怪しいネットショップの共通点はある?
見極めるコツとして、
お得でもなんでもなく、安すぎるものは偽物の可能性、正規品ではなかったりと何か裏があります。
他のポイントとしては、
だそうです。
これは、個人輸入代行業者の方に教えてもらいました。
確かに!
所在や電話番号が書いていないサイトが結構あるんですよね。
ショッピングカートがSSLになっているか、記載されているものは安心です。
ショップ情報、発送情報(Shipping Info)、返品返金(ReturnsとかReturn Policy)、セキュリティ、質問の例(FAQ)について項目があるか確認してみてくださいね。
大きい会社はサイトの下の方に書いてあります。
この情報は見慣れてくるとまとまって書いてあるので、わかってくるようになります。
英語がわからないなりに、これらの情報を翻訳サイトなどで必ずチェックしてみてください。
「ship to WorldWide」「 international shipping 」と書いてあると、日本にも発送してくれるのかなと、なんとなく、言いたいことがわかるかと思います。
ウィルスセキュリティの事前準備も!
タイトルだけを見てサイトのリンクをクリックした途端にウイルス感染してしまう可能性も0ではありません。
怖い・・・。
私が海外のサイトを見ていて、デザインがなんか怪しいなと思った時はそのサイトは深入りせずにすぐ閉じてしまったことがあります。
その時点でアウトになっても怖いので、パソコンはウィルスセキュリティの対策をしておいた方がいいですね。
クレジットカードは個人輸入専用で作る
楽天カードでポイントを貯めた
海外のネットショップでお買い物をする時は、支払い方法としてクレジットカードかペイパルを利用していました。
クレジットカードは、家計用と同じにすると万が一トラブルにあってしまった時に怖いので、楽天カードのVISAで個人輸入専用にしました。
ショップによっては日本で発行したクレジットカードが使えないこともあるので知っておくとよいかと思います。
https://zumi3351.com/2018/06/01/kojinyunyusyufukaimono/
個人輸入でまとめ買いをしていたので、楽天カードのポイントも貯まって、お得♪
クレジットカードのトラブル体験談
ペイパルというのは、海外のネットショップにクレジットカード番号を知らせずに支払いができる方法です。
私のやり方としては、ペイパルに楽天カードを登録して支払いをしますが、海外のネットショップには私のクレジットカード番号は入力する必要がないんですね。
しか~し、ある日突然、楽天のクレジットカード担当の方から電話がありました。
うわっ!ついに何かトラブルにあたっちゃった~?
はい・・・初めての経験です。
楽天クレジットカード担当者さんからの内容は、
ということで、どうやら海外からゲーム課金されているっぽいというお話でした。
クレジットカードの支払い前に楽天の方が気が付き、教えてくれて本当に感謝です。
すぐにペイパルに連絡をして、調べてもらい、やはり不正利用ということで処理をしてくれました。
そして、楽天も支払い前に処理してくれました。
そういうリスクってやっぱりありますよね・・・。
輸入規制品も注意!
海外からネットショッピング~♪と軽く考えていると、ちょっと危険です。
関税の金額も大きくかわってくるものもありますし、ブランド品の偽物ということもあり得ます。
商品以外にかかる送料や関税も考えてね!
税金に関して、詳しいことを知らなかった私。
商品の大きさ、重さ、国際便の送料、関税など知らないことばかりで最初は未知数でした。
やったことないものは見当もつきませんよね。
リスクを減らすために下調べをしよう
人間、何かを始める時は勢いも大事ですが、無知のまま突き進むというのはある意味怖いです。
ネットには様々な情報があるので、リスクを減らすためにも下調べはしておいた方がおすすめです。
せっかく勇気を出して欲しい物を安く購入しても、その他の金額が多ければ、そこまでして買う必要があったかなと後悔してしまいますよね。
世界から買い物をするということは、最低限、1ドルが日本円でいくらかを気にしないと大きな違いがでてきます。
商品以外にかかる金額ってどんなもの?
商品の金額以外にかかるものといえば、送料、関税、消費税、手数料(税関)、酒税やたばこ税などです。
個人輸入代行業者に依頼をした場合は、その手数料やアメリカ国内でかかる送料、消費税などが別途加わります。
送料はある程度軽くて小さくてもアメリカからだと数千円以上かかります。
私の場合、ダンボール100サイズ、1~2個で5000円~10000円くらいの送料になり、最初は

送料だけでも、そんなにかかるの~?
と思っていましたが、あの距離を運んできてくれるのですからしょうがないですね。
それでも安い買い物となっています。

小物をまとめて多く購入するか、大きい商品と一緒に小物を同梱してもらうか、本当に欲しい物を少量購入するか、やり方は様々だけど、損した気分にならないためにも、自分で見積もってみるといいですね。
総合計から、1個当たりの単価を考えた時に、損するか、得するか、ついでにもうちょっと買うか、購入量の調節もある程度のリサーチがおすすめです。
関税は誰に支払うの?
関税と言う言葉に拒絶反応がでる私。
ちょっとちんぷんかんぷんです。
でも、個人輸入をするなら避けて通れません!
少しお勉強しました。
個人輸入と商業輸入では関税が異なってきますので、そのあたりも調べておくといいですね。
私の場合、色々な項目がありすぎて言葉も難しく、どのパターンになるかよくわからず、言われた通りの金額を払うしかないかなと思ってきました。
ちなみに関税の支払い方法ですが、通常は国際郵便や国際宅急便で輸入した商品に関しては運送業者が立て替えているので、荷物を届けてくれる運送業者のドライバーさんに支払えば大丈夫です。
(クロネコヤマトのドライバーさんや、ゆうパックの配達の方に言われた金額を玄関で支払いました。)
万が一、納得がいかない場合や、わからない場合は税関に問い合わせてみて下さいね。
課税金額はいくらだった?実際の体験談
個人輸入の場合、商品総額の60%の金額に対して課税するという関税の軽減措置が適応されています。
私がネットで購入した時の総額が3~4万円くらいだったかな…。
なので、2万円くらいに関税が課せられるということになりますね。
参考までに、私が雑貨を航空小包(といっても、大きなダンボールですが・・・)で発送してもらった時にかかった関税などの金額が明細に書いてありました。
消費税が2万円の4%で800円
地方税が800円の25%で200円
通関料が200円
合計の課税が1700円
ダンボールが開封されていて税関のビニールテープが貼りなおされていたこともあり、関税がかかった時とかからなかった時があり、実際の所は言われた通りにしていた状態です。
個人輸入は楽しいけれど、細心の注意を!
日本のように梱包がきれいではなく、箱がビリビリに破けていることもありましたし、スタンプのインクの中身が漏れていたことも・・・(泣)
中国から輸入した経験がある友人は、靴が片方しかなかったとか・・・ありえない・・・
ということで、あまり期待せず、趣味を楽しむ程度で個人輸入をされるといいかなと思います♪